BALNIBARBI STORY

働くこと。生きること。 | 2018.08.16

“きっかけ”をつくる楽しさ

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わたしが「働く理由」

そもそもわたしが何者かというと、㈱バルニバービでIR・広報担当として、企業広報、投資家向け広報、店舗広報を担当している。 学生時代のアルバイトから考えると約20年、飲食の世界にどっぷりはまってきた。 300円の喫茶店、イタリアンレストラン、ホテルの宴会サービス、ワインバー、高級ステーキハウス・・・業態業種は問わず、何回転職しただろう・・・(笑) 「様々な業態を経験したかった」といえば聞こえはいいが、ただ単に飽きっぽかっただけなのだ。 長年、飲食の現場にいたが、ソムリエとかの資格もないし、店長経験もマネージャー経験もない。 もちろん突出した技能も特にない。それでも長く続けてきたのには一つある。 -------------------------------------------------------- さまざまな人に『自分』というフィルターを通して何かを伝え、訪れる“きっかけ”をつくる --------------------------------------------------------- 単純にこんなことができる現場にいることが楽しかったのだ。 例えば、レストランのウェイターは、訪れる人の目的やシュチュエーションに合わせて、『食卓をコーディネート』する。デートで訪れるカップルがいるとしたら、初めてのデートなのか、熟年カップルなのか、今日プロポーズしたいと思っている(!)のか、によってもご案内する席やサービスの仕方も全く違う。 一度心を捉えたゲストはまた同じウェイターを指名する。 ウェイターは同じメニューや空間でも、『この人に接客してもらいたい』と思わせられる仕事なのだ。 毎日何十組とゲストが訪れる中で、日々訪れる人の“きっかけ”を四六時中考えていた。 「何でそんなわざわざ無意味なことしてるの?」と言われても考え続けた。 だって、レストランは単に空腹を満たすだけではなく、 そこには仲間、恋人、家族・・・そんな大切な人との時間を過ごす場所なのだから・・・。

転職回数10回以上?!そこから得た気づき

さまざまな人に『自分』というフィルターを通して何かを伝え、訪れる“きっかけ”をつくることにすっかりはまってしまったわたしは、少しの興味と浮気心でアパレルなどもかんだことはあったが、長年外食業に従事している。 ホールスタッフやレセプショニスト(予約管理やお出迎えをする専属のスタッフを一般的に指す)として働いているときは、自分指名のお客様をつけるために毎日必死だった。 幸い、人の顔を覚えるのが得意だったので、食の好みやどんなシュチュエーション(時に知らないふりをするオトナな対応も必要!)で来店されたか、お名前や誕生日などの情報と合わせてお客様ノートをつくり、日々書き記した。 それは転職して店が変わっても同じだった。 店をうつるごとに来てくださるお客様もいて、ありがたいことに今でも交流させて頂いている人もいる。 これはあくまでもわたしの個人的な主観だが、 飲食店のサービスをする人間にとって「○○(メニュー名)を出しているから働きたい!」 というのはあまりないと思っている。(もちろん、そのメニューや業態が好きな場合は別として) 食べ物屋として“食べ物”にこだわりがないということではなく、 共に働く人、雰囲気、空気感・・・ あげればキリがないけれど、働きたい理由は限定的である必要はないのだ。 もちろんお客様の来店動機もしかり。 なければ作ってしまえばいい。そう、「コンテンツは作ればいいんだ!」

コンテンツはいくらでも作れる。

良いと思うメニューやフェア、特典・・・ 飲食店で販促と言われる多岐にわたるコンテンツは作り続けた。 でも発信する術を知らなかった。 今でも飲食店の販促と言えば、ビラ配りやポスティング、グルメサイト、SNS・・・ なんとなくイメージつくものしかでてこないのが大半の人であろう。 ましてやわたしが現場にいた10年前くらいはスマホも普及しておらず、 いくら良いコンテンツが作れても発信することができなかった。 そもそも論、相手にとって本当に『良いコンテンツ』なのかもわからない、というのもあった。   次回へ続く
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㈱バルニバービ コミュニケーション統括責任者 CCO 福地 恵理
学生時代からフリーランスでレストランサービスに携わり、外食一筋20年。10社以上多種多様な飲食店でのホールサービス、レセプショニストとしての経験を積み、2010年㈱バルニバービ入社。代表秘書と広報を兼務し、2015年同社上場後はIRも包含した企業広報を担当。2019年広報・情報の専門職大学院「社会情報大学院大学」修了。広報・情報学修士(専門職)。