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番外編『報道とは・・・そういうことか・・・』

番外編『報道とは・・・そういうことか・・・』

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今回は『何故今 地方創生を佐藤は口にするのか?これからの時代、心豊かに暮らすための ささやかな提言』番外編。

先週木曜日、我々外食企業及び関連企業団体18グループが、合同の記者会見を開きました。僕自身もJFDA理事という立場で臨みました。

何より僕の思いは『ワクチン摂取が進み、そろそろ未来の足音が聞こえ出す中、息絶え絶えにでも、何とか踏ん張っている仲間たちが希望を見いだすことができるような未来への施作を問いかける』というものでした。

我々外食企業には協力金も出ていますが、外食店舗向けの食材生産者、製造者、流通各社の方々はそれもなく、本当にご苦労されている中、何とかせねばの思いでした。それは自分自身が今苦しいので助けてくれ、ということを公の場で訴えたかったのではありませんし、少なくともそのようなメンタリティを僕自身は持ち合わせていません。昨年の早い段階(2月頃)でのダッシュでの資金計画及び、ありとあらゆるコロナ対応の営業形態や社内システムを施した上で、自己資本比率を安定数値(20~30%)でキープし進んできた中で、様々な方々への思いで臨んだ会見は、想像をはるかに超える『切り取り・つぎはぎ』により、全く趣旨は伝えられませんでした。予め、ある程度の想定した上で会見に臨んだにもかかわらず・・・。

勿論多くの真摯な頭が下がるメディア関係者・取材陣がいることも知っています。と同時に、この1年以上継続するコロナ禍報道は、どれだけ真実を伝えているのだろうと不安にもなりました。今回はあくまでも僕自身の技量が足りなかったのでしょう。そして今回添えた映像が僕の記者会見での全てであり、切り貼りしていない4分弱の叫びです。一度見てみてください。

多くの皆様方から励ましのご連絡いただきましたが、佐藤が覚悟して伝えたかった本当はこういうことなのだ、ということを知っていただきたい。そして皆さんが僕の切り取られたメッセージで受けられた印象と、どう違うのかということを検証してみてください。そしてコロナにおける自らの動き方の判断をしていってください。

僕のエネルギーは、ますます『自らの意思で懸命に前を向く仲間たち』への覚悟と変わっています。この国の現在のシステムは目を背けたくなりますが、この国の様々な地方・地域で覚悟して進む人々の思いは素晴らしく、彼らは伝統を大切にし、継承していく誇りと更に進化させていく高揚を胸に未来を見つめています。僕もそういう一員でありたいと思っています。

石川県七尾市の多くの食に携わる方々と過ごしたこの三日間。彼らへの深い敬意を胸に

帰路途中、金沢駅東口のスターバックスのテラスにて。

2021年6月15日 佐藤裕久

WRITER 佐藤 裕久

京都市上京区生まれ。神戸市外国語大学英米語学科中退、1991年 バルニバービ設立、代表取締役に就任。現在、東京・大阪をはじめ全国に90店舗(2021年1月末時点)のレストラン・カフェやスイーツショップを展開。著書に『一杯のカフェの力を信じますか?』(河出書房新社)『日本一カフェで街を変える男』(グラフ社)がある。