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生産者の顔が見える食材は美味い!_後編「地方食材を使った新たな価値創造」

生産者の顔が見える食材は美味い!_後編「地方食材を使った新たな価値創造」

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2016年後半から都市部を離れた地域での新規出店が大半を占め、2017年の前半はまさに地方出店ラッシュとなったバルニバービ。地域の方とのつながりを大切に、喜ばれる店づくりを追求すると、行き着いた先は愛され食材にありました!後編では地域に根ざし、地方食材をふんだんに使用したオリジナルメニューが魅力的な3店舗をご紹介します。

OPEN TERRACE ME-EAT

水戸駅から繋がる国道50号沿い、まさに水戸の“ど真ん中”に位置する「OPEN TERRACE ME-EAT」。民間連携で水戸中心街地の再活性を目指す「水戸ど真ん中再生プロジェクト」の一端を担います。メニューは多国籍の料理スタイルが合わさった「ニューアメリカン」をテーマに、水戸はじめ茨城で愛されてきた食材を取り入れたラインナップをご用意しました。オープンエアが広がるくつろぎの野外レストランで召し上がれ! 左から、水戸納豆 大葉ジェノバソース \1,250(税別)。モヒート!! \800(税別)。焼き芋ソフト \350(税別)

1,水戸といえば水戸納豆!

水戸と言えば「納豆」!ついつい白飯に合わせたくなりますが、ピッツアにしてもウマいんです 。同じく和食材の大葉を使ったジェノバソース、イタリア食材のモッツァレラチーズを合わせました。多国籍の食材がミックスされた、まさに「ニューアメリカン」なメニューです。

2,根元漬物さんの水戸産梅干し

水戸藩主・徳川斉昭公の時代から水戸で愛され続ける梅干し。その伝統を昭和10年創業以来繋げ続ける「根本漬物」さんの梅干しは正に昔ながらのいい塩梅!その伝統の味わいをモヒートと掛け合わせた、水戸の新定番カクテルの完成です。

3,優しい甘みにしっとりした食感“紅はるか”

茨城の特産さつまいも「紅はるか」を焼き芋にした上に、しっとりとした「焼き芋アイス」に!さらにソフトクリームをのせた美味しい&オモシロいME-EATオリジナルスイーツ! 左:村山 明 Akira MURAYAMA シェフ
フレンチに始まり、現在はイタリアンのシェフも務めるなど幅広いジャンルを担う。ME-EATでは自身にとっても新たな分野「ニューアメリカン」に挑戦。イタリアンを軸に、水戸で親しまれてきた食材をはじめとするわ食材やスパイスなど多国籍の食材・調理法を融合したメニューラインナップを提案。
右:坂本 修武 0samu SAKAMOTO プロデューサー
新店舗や企画出店など数々のプロジェクトにアイディアマンとして携わる。ME-EATでも定番にイマドキを掛け合わせて水戸を盛り上げるドリンク&スイーツを提案!

水戸駅をでて国道50号沿いのまさに水戸の“ど真ん中”に位置する「南町自由広場」に誕生するオープンエアーな屋外レストラン

OPEN TERRACE ME-EAT (オープンテラス ミーイート)
me-eat.jp
運営会社:株式会社バルニバービ ウィルワークス

気軽に楽しめるアメリカンフードにイタリアンをベースとした多国籍のエッセンスを取り入れて、ヘルシーかつボリューミーにアレンジ。地産や旬の素材にこだわった食材をBBQやレストランスタイルで楽しめます。

〒310-0021 茨城県水戸市南町3丁目-6
JR水戸駅 徒歩18分
お車でお越しの方は、店舗裏のコインパーキング(50台)をご利用ください。
T. 029-302-0530
LUNCH / 11:30~15:00(l.o.)
DINNER / 17:00~22:00(l.o.)
CAFE / 11:30~22:30(l.o.)

SUNDAY'S BAKE RIVER GARDEN

草津川跡地公園、「クサツココリバ」内に2017年の4月20日にオープンしたピソツェリア&トラットリア、「サンデーズべイク リバー ーデン」。ピッツァイオーロの田中が薪窯で焼き上げるピッツァ、シェフ洲鎌のシンプルに素材の旨味を引き出すイタリアンがスタンバイ。公園の開放感を存分に味わえるテラス席でのBBQもおすすめです。

力強い、滋賀野菜!

「サンデーズベイク」ではふんだんに滋賀のお野菜をメニューに取り入れ、地場野菜の普及にも努めています。JAの方にもおすすめいただいたり、シェフ、ピッツァイオーロ自ら市場に出向き、季節ごとの野菜を確かめ、料理に活かし、メニュ一を作成。いまでは農家の方より提案をもらえることも。新鮮で力強い滋賀県を、たっぷりお客様に楽しんでもらいたいと、日々奮闘中です!

滋賀野菜を楽しむならこのメニュー!

ピッツァサンデーズ

店名を冠した「ピソツァサンデーズ」。ピソツァイオーロの田中が地域の野菜に密着したピッツアを作りたいと息込んでメニュー開発。そのときどきの旬に合わせてのお野菜を、どう組み合わせるかが田中の腕の見せ所。アスバラ、アワピ茸など、シンプルに窯で焼き上げるだけのものから、ナスは先に素揚げするなど、食材によって方法を模索。\1650(税別)

滋賀野菜のバーニャカウダ

シャフ洲鎌がおすすめするのは「滋賀野菜のバーニャカウダ」。こちらも季節毎に食べてもらいたいお野菜で構成された、ダイレクトに滋賀県野菜を楽しめるもの。バーニャカウダソースはオーソドックスながら、ミルクを多めにクリーミーに仕上げ、野菜の旨味が引き立つように仕上げています。\880(税別) 左:洲鎌 賢太郎 Kentaro SUGAMA シェフ
週に2回は草津の野菜が並ぷ「草津あおばな館」に足を運ぷシェフ洲鎌。いまの滋賀野菜は下田ナス。ちっちゃいのに、繊維がしっかりとしていて、皮も厚くない。焼くだけで、最高ですよと絶賛する。
右:田中 宏堯 Hirotaka TANAKA ピッツァイオーロ
カ強い、ワイルドな味わいをもつ滋賀県野菜にほれこむ ピソツァイオーロの田中。いまの一番のおすすめは「元気アスバラ」。これは旨い、と息を巻く。野菜の味を活かすため、なるべくシンプルに、を心がける。

イタリア製の薪窯で香ばしく一気に焼き上げるナポリピッツァ。光差し込む店内や緑に囲まれたテラス席でぜひ焼きたてを。

SUNDAY'S BAKE RIVER GARDEN (サンデーズベイク リバーガーデン)
sundaysbake.jp
運営会社:株式会社バルニバービ オーガスト

滋賀、草津の新しい憩いの場「クサツココリバ」に、 薪窯で焼くナポリピッツァが楽しめる、カフェ&レストランがOPEN! 滋賀野菜をつかったイタリアンもスタンバイ! 公園の緑を眺めながらBBQが楽しめるテラスも!

〒525-0032 滋賀県草津市大路1-3-18-3クサツココリバ内 「サンデーズベイク リバーガーデン」
電車でお越しの場合…JR琵琶湖線「草津」駅東口より徒歩約6分
お車・自転車でお越しの場合…JR側《駐車場》60台(有料)《駐輪場》70台(無料)/国道側《駐車場》40台(有料)《駐輪場》55台 (無料)
T. 077-569-5291
[Mon-Thu, Sun&Holi]
11:00 - 23:00
LUNCH / 11:00 - 15:00 (l.o.)
CAFE / ALL DAY
DINNER / 17:30 - 23:00 (Close)
(Food 22:00 l.o. / Drink 22:30 l.o. )
[Fri,Sat]
11:00 - 23:30
LUNCH / 11:00 - 15:00 (l.o.)
CAFE / ALL DAY
DINNER / 17:30 - 23:30 (Close)
(Food 22:30 l.o. / Drink 23:00 l.o. )

CAFE ETRANGER NARAD

奈良市観光センターが「NARANICLE(ナラニクル)」としてリニューアル! その中に「カフェ エトランジェ・ナラッド」が隣接! 世界各国からのツーリストや地元の方が訪れ、カフェ内はもはや異国! “奈良ならでは” な、インスタ映えする可愛いカフェメニューや、シェフ丸尾の手がける絶品の大和肉鶏を活かした和と洋のオリジナリティ溢れるイタリアンもおすすめです。 左から、大和肉鶏と水茄子のマリネ \780(税別)。大和茶ソフト \450(税別)。大和茶ラテ \500(税別)。ミルク抹茶かき氷 \900(税別)

1,歴史に残る大和肉鶏!

奈良の地鶏といえば大和肉鶏!弾力があって味がしっかりしているんです。今回「カフェ エトランジェ・ナラッド」では、牛肉や豚肉とたくさんのメニューが揃ってる中でも気軽にオーダーできて、幅広く食事を楽しんでもらうため、万能な肉鶏はあえての名脇役として前菜にピックアップしました!「カフェ エトランジェ・ナラッド」は雅 chick farmの中家さん兄弟がヒナから大切に育てている自慢の大和肉鶏を定期的に納品してます。「うちには肥満体型の鶏はいませんよ。ヴィジュアルからして格が違います。」と語る中家さん(写真左:弟さん)。ギュッと身が締まった大和肉鶏は勿論絶品です!

2,奈良の逸材!大和茶!

なんと、宇治抹茶よりも歴史ある日本最古のお茶、大和茶! 奈良観光の際にはぜひ一度ご賞味いただきたい3品です! 大和茶ソフトは“奈良ならでは”を表現できた逸品! 認知度の低い大和茶を、みんなが大好きなソフトクリームで提案! シカものせちゃって超キュートな仕上がりに。 右:丸尾 直哉(まるちゃん) Naoya NARUO シェフ
薪窯で焼くナポリピッツァの経験もあり、イタリアンを中心に、幅広いレパートリーを持つ。今回は奈良の地野菜や地鶏に真っ向から挑み、和の要素を取り入れたメニューを提案。食材の良さ、性質をしっかり学んできた努力家!

奈良市観光センター(NARANICLE / ナラニクル内)に「カフェ エトランジェ・ナラッド」が誕生!

CAFE ETRANGER NARAD (カフェ エトランジェ・ナラッド)
cafe-etranger.jp
運営会社:株式会社バルニバービ オーガスト

日本最古の文化都市であり独特の魅力を放つ、“奈良ならでは”の素材や食文化を取りいれた、和を感じるヨーロピアンメニュー。 木箱に詰めたランチボックス、ナポリピッツァ、大和野菜のバーニャカウダにワインや奈良の地酒も登場。 奈良を旅する人々と地域の皆さんの交流の場となる約100席。 情報発信地としてはもちろん、お土産販売に、時には地野菜を販売するマルシェも開催。 新しい奈良の魅力を発見する奈良市観光センター「ナラニクル」、「カフェ エトランジェ・ナラッド」に注目!

〒630-8228 奈良市上三条町23-4 奈良市観光センター「ナラニクル」内
近鉄奈良駅から徒歩約5分
JR奈良駅から徒歩約10分
T. 0742-20-5620
LUNCH / 11:00~15:00(l.o.)
DINNER / 17:00~22:00(l.o.)
DRINK / 11:00~22:00(l.o.)

真摯に地域と向き合う…

いかがだったでしょうか? 3店舗それぞれがその土地の食材を使い地域活性の一旦を担っています。そして何よりも、その食材に惚れ込んで、地域を愛しメニューを考え提供しているのです。ぜひ一度ご来店いただけたら幸いです!

WRITER BALNIBARBI GROUP

バルニバービグループで食を通して「なりたい自分」を体現している仲間、「なりたい自分」を邁進している仲間、「なりたい自分」を見つけようとしている仲間のリアルな今の思いや、食に通ずる情報を発信していきます。 お店の業態は違っても、「ライフスタイルに自然に溶け込む地域に根ざした店づくり」というコンセプトは同じ。 その想いに沿ったどこにもない価値を提供しています。 「道のある所に店を出すのではなく、店を出した後にお客様のくる道が出来る」 それが私たちの目指す姿です。