ヴェル
ciao!ダ・ミケーレに馴染みの皆さんにも、はじめましての方にも。
我が愛するダ・ミケーレを紹介しよう。
ヴェル 前回まではダ・ミケーレのナポリ本店の歴史から、恵比寿店が10周年を迎えるまでをお伝えした。
ポモ 恵比寿店の10周年当日には初のピッツァイオーラも誕生したわね!
フォル 150年の歴史で初の女性ピッツァ職人!素晴らしい時間だったな?。
ヴェル
さて11年目も変わらず楽しんでいただくダ・ミケーレのピッツァ。
皆さんのテーブルにお届けするまで、シンプルながら職人の技が光っている!
今日はぜひそのお話をさせて頂きたい。
生地作りが9割
ヴェル
ピッツァイオーロが作るピッツァを皆さんが味わうまでの時間のうち、実に9割は生地作りと言っていい。それほどに手間をかけるべき食材なんだ。
しかし素材はシンプルなもので「水・小麦粉・塩・イースト」のみ。
粉はナポリ本店と全く同じものをイタリアから取り寄せ、水・塩・イーストも現地に近づけるものをチョイスしている。
フォル 4種類の材料だけであんな美味しい生地が出来ちゃうの!?
ヴェル
そこに本店から受け継がれてきた伝統的製法が聞いているんだ!
まず始めるのは室温と粉の温度確認、その結果に合わせて塩の量も決める。
生地を作る際に「発酵」という過程があるんだが、当日の気候も左右するので確認は毎回必要だ。
ヴェル
次に素材を混ぜ合わせる。
その順序もいつも通りのベストな生地に仕上がる様に、守るべき順序がピッツァイオーロに受け継がれてきているんだ。
フォル わあ?!完成!?
ヴェル まだまだ!暫く生地を休ませ「第1次発酵」をさせる必要がある。
ポモ 混ぜただけじゃ終わらないのね。
トッピングも必要な分を当日に用意
フォル あ、僕も登場?!
ヴェル
生地を休ませている間に、当日使うトッピングが用意される。
焼き上げるのにベストな厚みのチーズ、ジャストな水分のトマトソース、スライスしたてのニンニク。
ポモ まさに出来たてね。
ヴェル さあ、ひと休みした生地があらためて登場だ。
ポモ ツヤッツヤね?!
ヴェル ここから1枚分の生地に分割される。そして数時間「第2次発酵」させたら完成する!
フォル
そんなに掛かるの!?
焼きあがるまではあっという間なのに、こんなに時間がかかっているなんて。
焼き上げは僅か2分!
ヴェル さてお待ちかね、焼き上げていくぞ!
フォル
ポモ
は、はやい。。。!
ヴェル
生地作りに要する時間は半日近いが、焼き始めたら僅か2分程度で仕上がる。
冷めないうちにボナペティ!
ヴェル
Domanda!イタリアで常識の食べ方とは?
1 焼きたて命!チーズが固まる前に食べる。
2 1人1枚!
3 ナイフとフォークでカット!
答えは次回!